MBSにて放送!盛土の危険と、虚偽だらけの開発許可。
平群町では椿台地区のほか、多くの地点が土石流の「警戒区域」に指定されていて、一部、「特別警戒区域」もある。メガソーラーの建設計画地が広大な面積を占めていることがわかる。
計画によると、山の山頂付近を削って谷に盛り土しソーラパネルを設置しやすいように起伏のある山肌をなだらかにするという。高低差50m、厚さ10mほどの盛り土が造成されることになっている。
メガソーラーによる水害対策として活用される「水路」の勾配の数値などが記載された書面を確認すると、谷筋には起伏があり上流から下流まで勾配は異なるはずだが、どの地点も「18%」と記載されている。県が調査すると数値に誤りがあることがわかったのだ。
(京都大学防災研究所 釜井俊孝教授)
「平群町に大きな盛り土があるとして、それが崩れたと仮定すると、樹枝状の谷が発達していて、そのうちの1本が開発地と椿台地区とを結んでいるのは事実だと思います。問題は、排水施設がちゃん機能しているかどうか。行政はちゃんとチェックすべきですね」
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